ひとりごと

旅立った人に捧ぐ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

庭に出て、「お父さん?」って呼んでみる。

返事はないけど、いつだって、どこにいたって感じるよ。

今日の空、まぶしい光、秋の終わりのひんやりとした風。

オリーブの葉っぱがきらきら輝いた。

寂しいけれど、大丈夫。

 

わたしも 君も ここにいる全ての人々も

かって存在しなかったことはなく

将来 存在しなくなることもない

始めなく終わりなく永遠に存在しているのだ

(三学出版 田中嫺玉訳 バガヴァッド・ギーター 神の歌 より)

 

あれからもう8日で、まだ8日。