6月のyogaとあれこれ

雨あがりに開いた。今年も会えて幸せ。


  
  若葉が日に日に色濃く、生い茂る草木のエネルギーいっぱいの初夏も過ぎて

行って、梅雨前の湿った空気を感じる今日この頃。一日の中でも朝は肌寒く、

午後から日が落ちる頃には蒸し暑さが増して、夜にはまた冷んやり・・と何とも

忙しい変化の日々もありますが、皆さまはどのように心身とお付き合いなさって

いますか。
 
  インドでは私たちの身体は「神の住まう寺院である」とされ、身体の内を浄化

することは精神の浄化に繋がっていくという考えのもとにハタ・ヨーガの行法も

行われます。先月は私自身改めて、プチ断食も積極的に取り入れて、消化力に

応じた食事法や排泄力を高める工夫をしながら過ごしたのですが、そのお陰か

お腹もしっかりしてよい感じです。
  

  ところでわが家のオリーブたち。昨年豊作だったので今年は少しお休み?

と思っていたら、今年もたくさんの花が咲きました。とくにフラントイオ。でも

先週の大雨のあと無数のかわいい小さな花におおわれた地面をみてびっくり。

それでもまだ蕾だった花が咲いて雨あがりの青空に映えて嬉しくなりました。

実りはどうかな・・これは自然におまかせです。

前の日の大雨で落ちた花無数・・これも愛おしくて。

  そして再びヨーガのお話です。先日ふと「アーサナは自画像です。」という師の言葉を

思い出したのですが、本当にその通り。日々のヨーガでも、日によっては捻じりにく

かったり肩回りがこわばったり、しかも左右の違いが顕著に感じられたり・・そんな

自己発見に出会う時、「それが生活するということなのよ。」という師の言葉も思い出して

います。でもその時その時の状態を評価するのでははく、素直に受け入れながら淡々と

日々のヨーガを続けていく、これが最高のリラックスに繋がっていくんだなと感じています。

  さてこれからの雨のシーズン、蒸し暑い日には心身とも重だるく鬱陶しい気分になり

やすいですね。これは自然界にカパ(水)の要素が増えて蓄積するというアーユルヴェーダの

理論によっても説明できます。


  梅雨も軽やかに明るい気持ちで過ごせますよう、気候の変化への適応性を高めていくことは

もちろん、体内の水の循環を良くしていくこと、足の強化もしながら発汗も含めて排泄力を

高めていけるよう、クラスを進めていきたいと思います。(すでに5月終わりから始めた

クラスもあり) あわせて、アーユルヴェーダのディナ・チャリヤー(日日の生活法)、

とくに浄化法についてもお話し、ご一緒に復習していきたいと思います。
 
 いつもヨーガと共に、6月もどうぞよろしくお願いいたします。


 
Pranam& Om