だいたいね、この時間には馬の列がやってきて、
バザールを歩くのもいつもどおり。
おじいさんも坂を上っては降りて、
ごくふつうに繰り返される日日の営み。
滞在中いつも話しかけてくれるおばあさんが、
「こないだね、転んだんだよ。でもこのとおり、大丈夫だったよ。でもやっぱり
杖は必要だね。」 と言うので、
「どうか足もと気をつけて下さいね。」と言ったら、
「何ができるっていうの?次に起こることなんて神さましか知らないことなのに。」
って・・。全て委ねていらっしゃる。
この世に繰り広げられるすべての現象は、宇宙のエネルギーの働きに他ならない。
5000年の歴史を経てそこにっかりと根付いているものは揺るぎなく、
暮らしの中で、人との何気ない会話やかかわりの中で気づく、生きた教えに感動。
ああ、やっぱりここはインド。yogaのふるさとだ、と思った。
尊敬する師の足元に伏すとともに、いただいた学びを大切にサーダナを続けていこう。
一人のyogaの探究者として。