雪の中を移動することの多かったこの年末年始。
降りしきる雪はすべての色を覆い隠し、
そこにあるものすべてが、じっと息をひそめているかのような世界が現れる。
時折出会う看板やライトの色には心動かず、
存在するものは、このうえなくシンプルに映し出されては消えていく。
・・・
長いモノトーン・ドライヴのあと、 やがて色が戻ってきたときの驚きに似た感覚、
これって何だろう。