近ごろのひとり言

空と木々を見上げながら歩いていたなぁ。両サイドにはお猿がいる・・(もちろんカメラは向けない)
空と木々を見上げながら歩いていたなぁ。道端にはお猿が・・(もちろんカメラは向けない) Rishkesh

 

あらら、12月に入ってもう4日目。

毎年秋のインドから帰ったらすぐに年末!という時間の流れだけど、今年もそう。

11月はレギュラー以外の場でyogaクラスをさせていただいたり、

断食合宿や講師養成講座でお世話になってきた先生の「ヨーガの集い」に

出かけたり、何より同志である大好きなKちゃんとの時間を過ごしたり、

久しぶりに先輩マダムたちとの食事を楽しんだり・・となかなか

バラエティに富んだ日々だった。

 

「ヨーガの集い」にて、並べられていたS先生の本の中から。
「ヨーガの集い」にて、並べられていたS先生の本の中から。

 

 

そして昨日は朝早く家を出て、久しぶりにお師匠さんに会いに芦屋まで。

 

信号待ちで。降り注ぐ朝日にマントラチャンティング。
信号待ちで。降り注ぐ朝日にマントラチャンティング。

 

24歳のとき先生のもとでyogaに出会い今に至るまで、心身ともに弱くてタイヘンだった私を

根気強く導いて下さった人。

今でも、こちらから伝えなくても、生徒である私たちの、その時に必要なことをご存じのよう。

「何かある時には、yogaを始めたばかりの頃にしていたことを思い出してね。」

ともおっしゃる。

 

1本の木が成長し、枝葉を広げるためには、それを支えるしっかりとした根っこが必要で

あることを繰り返し繰り返し伝えて下さってきた。

それは、わかりやすいシンプルな言葉でありながら、例えば毎日当たり前にお世話に

なっている「手」や「足」の話でありながら、ラージャ・ヨーガの経典「ヨーガ・スートラ」の内容

そのものだったりする。

「入門あって終わりなし。」

yogaを伝えること、それは自分自身の学びと実践のほんの一部だと思う。

師の背中を見ながら歩めることはなんて幸せなんだろうと、帰り道、車を運転しながら

しみじみと思った。感謝。

 

Pranam & Om