「食べること」からの気づき、そして今

ある日のディナー。「お部屋でどうぞ」と運ばれてきた。少し多め?と思ったけど、美味しすぎて平らげた。左からチャパティ、キチュリ、ニンジンのサブジ、野菜カレー、chouchou(ウリ科)のサブジ

 

滞在中、楽しみなもののひとつは何といってもお食事。南インドらしく、朝はお米の粉で作った

蒸しパン「イドゥリ」やクレープのような「ドーサ」もあります。そして南インドの少し酸っぱい

カレーのスープ「サンバル」。日本でいうならお味噌汁的存在かな。

これらすべてチリ等のスパイスの少ないやさしい味。センターの農園で作られたオーガニック

野菜が使われ、最小限の味付けで素材の味と香りが楽しめます。

 

 

サンバルとイドゥリをボウルの中で混ぜて食べるのがシェフのお薦め。お白湯(体温に近い温度)が添えられます。

 

 

“We are what we eat.” これは心と身体はひとつのものであるという点においても

とても深い言葉ですが・・、

ふだん知らず知らずの間に、不要なものをたくさん取り込んでいるなぁ、と反省。

そしてそれは身体を養う「食べもの」以外についても言えること。

あらゆる行動や思考、現在の自分の状態の起源となるものは何なのか、

静かに観察できることの大切さを改めて感じました。

「何が必要で何が要らないのか」・・今回のアーユルヴェーディックな休日は

その答えに自然に導いでくれたような気がします。

 

いつも穏やかで、やさしく笑顔で接して下さったアーユルヴェーダのお医者さんやスタッフの皆さま、

ありがとうございました。今もマイソールで過ごしたすばらしい時間を思い出していますよ。

 

Pranam & Thank you