5月。
宇宙のトキの流れの中で、時に人間社会には節目がやってきます。
「戦争のない時代」として終わった平成。そして新しい元号の時代はこれから
どのような歩みを進めていくのでしょう。
ぼんやりと・・そんなことを心の片隅で思いながら迎えた初夏の始まりでしたが、
目の前を通り過ぎていくさまざまな現象を、足元が揺らぐことなく心身を安定させ、
こころの眼でしっかりと観察し、自ら正しい判断をし歩んでいかなければと改めて
思っている今日この頃です。
なんて、書きましたが、要はいつもと同じマイペース、yogaを大切に実践していくこと、
それだけなのでしょう。
立夏を過ぎ、まぶしい新緑と色とりどりの花の香が初夏の風にのって運ばれてくる頃、
ラーマ・トゥルシーの苗が届きます。
先日から各クラスのご希望された皆さまに、苗をお渡ししているところです。
年々トゥルシー仲間が増えて、トゥルシーにまつわるお話も弾んで嬉しい気持ち。
アーユルヴェーダの代表的なハーブである以外に、インドでは神聖な植物として
大切にされているトゥルシー。
クラスでは、インドで体験したことをお話したり、yogaの経典の一節をご紹介してみたり、
時にはインド家庭料理の実習をすることもありますが、マットの上でいつものyogaを
行いながら、その背景にあるインドの文化や思想に触れることのできる感受性を育み、
yogaの本当の意味に気づいていただければと、日頃から思っています。
さて、今年はどんなトゥルシー日記が綴られていくでしょうか。
もう少し気温が上がってきたら、クリシュナ・トゥルシーも芽を出しますので、
育ててみたい方はお声をかけて下さいね。
Pranam & Om