仕事の帰り道、電車に揺られてうつらうつら、眠いこと。このまま熟睡してしまったら大変!と、
目を開いて背筋を伸ばせば窓の向こうに広がる琵琶湖の風景。うっすらと煙った夕暮れ前の
湖はやっぱり春のプラーナのようでした。
この時季の身体はゆるゆるに緩んで、冬に溜め込んだ不要物をデトックスしようとしているなぁ、
と感じます。また天気と気温の変化が激しい中、がんばり続けている自律神経。そんないのちの
働きに協力できるよう、今月も整えていきましょう。
あれこれと身体が訴え始めたら、ふだんの生活を振り返ってみませんか。お通じのサインにちゃんと
応えているかな。頭や肩を硬くして流れを悪くするようなことしていないかな。
年度末から新年度へ、冬が終わって本格的な春へと、大きな変動の時期。身体を冷やさないように
気を付けて、食事はよく噛み、食べ過ぎないよう心がけ、ヨーガをしましょう。心身ゆったりと
くつろがせ心を平静にすることは何より大切です。
コロナ禍の様々な影響が切実に広がり始めたのが一年前。それからほんとうに色々なことが
あって、今もまだ先はよく見えないけれど、それでもこうやって春がやって来て、日々いのちを
いただいている。お陰さま・・
*****************************
今日のバガヴァッドギーター
「清浄な喜びの境地(プラサーダ)にある人は、すべての苦しみから解放される。そして、
そんな喜びのある人の叡智も直ちに不動のものとなる。」
「ギーター・サール」 A・ヴィディヤーランカール著 / 長谷川澄夫訳 より
Pranam & Thank you