少し前までは初夏を思わせる陽気だったのに、今週は肌寒い日が続いている若狭地方。
雨降りの連休初日です。
満開の桜とともに迎えた新年度。この時期ならではのわくわくした気持ちやほどよい
緊張感は、日々前に歩んでいく力をくれたような気がします。そしてヨーガクラスへの
移動中に眺める景色や、わが家の小さな庭の草木たちの変化していく姿に、自然の
エネルギーの力強さを感じています。
一方、「アフターコロナ」という言葉さえ耳にすることがなくなったうえに、4都道府県には
新たな緊急事態宣言が発令され、どことなく抑圧感がただよう今日この頃。感染予防をしながら
必要なことは行い、社会生活を送っていく際には、様々な状況判断しなければならない今。
このような日々を私たちの身体はどのように受け止めているでしょうか。
ヨーガをしながら私たちは、心と体はひとつのものであるということに気づきます。
そう、心に起こっていることは身体にも起こっていることなのです。季節の変化、気温と
気圧の変化に適応しながら、とくにコロナ時代を無事に過ごすために使われるエネルギーは
想像以上かもしれません。
大切な一日一日を、心身健やかに過ごせますように、笑顔を忘れることのないように、
ヨーガをこつこつと続けましょう。そして、私たち一人一人に与えられた役割を知り、
果たすことができますようにと思います。
4月のクラスでははとくに、姿勢を整えることの大切さ、呼吸が心と体を繋いでくれている
ことをアーサナを通して再確認しました。5月は梅雨入り前の準備も意識しながら、
アーユルヴェーダの生活法も一緒に学んでいきましょう。もちろん感染対策も気を抜くこと
なく行いながら。
すべてのクラスは事前にお渡しした日程表通り。自宅での“yogaのじかん”の日程は調整中です。
オンラインクラスは第5日曜日を除いて毎週、いつからでもご参加いただけます。
5月も各クラスでお会いできることを楽しみにしています。どうぞよろしくお願いします。
今日のバガヴァッドギーター
「アルジュナよ、汝がヨーガの境地に到達して、成功にも不成功においても、平等な態度を
保ちつつ、執着なく働け。平等心こそヨーガと呼ばれる。」
「ギーター・サール」 A・ヴィディヤーランカール著 / 長谷川澄夫訳 より
Pranam & Om