去年の暮れに、一冊のノートをいただいた。
ありそうでなさそうな、色もシックですてきなノート。
そのノートの一行一行をサンスクリットの文字で埋めていく。
青色のペンのたどる線は、その時の自分と別ものではない。
アーサナのプラクティスもそう。お師匠さんのO先生は「アーサナは自画像です。」
とよくおっしゃっていたけど、ほんとうにそうだなと思う。身体や呼吸は正直者。
ノートに向かう時間もアーサナも淡々と。やがてそれは祈りとなる。
あれ?凹んでいた「自画像」がふっくらとほほえんだ。
Pranam & Om