内に外に、やってくる春を感じて

雨の雫を纏った梅の蕾に心が潤います。若狭は雨の多い冬。

 関東地方は大雪に見舞われ全国的にも寒い日が続いていましたが、立春を迎え暦の上では

春が始まりましたね。

  近所の梅の蕾が膨らんできてきたし、何となく冬にどっしりとした身体が重く感じられる

ようになった今日この頃。まだまだ気温は低いですが、自然もその一部である私たちも冬から春へと

変化しているようです。

  冬の終わりから春にかけてはアーユルヴェーダでいうとカパ(水)のドーシャが増えてきます。

(「ドーシャ」とは自然環境や生体の機能における現象をつかさどるエネルギーのようなものと

言えます)カパの性質は重、冷、油、緩、停・・とされていますが、私自身1月終わり頃から

どことなく身体の内側に滞りを感じるので心身スッキリしたい気分です。また今年の冬は雨が

多いですが、そんな自然環境も影響しているのかもしれません。

  これからの時季は冬に溜め込んだ脂肪や古い塩分を排出しようと新陳代謝が高まります。

まずはそのように働いてくれる身体の負担を減らすべく、栄養過剰にならないよう、肝臓や腎臓を

休めましょう。そして身体を冷やさないように食・息・動・想・環境・・それぞれの面から気を

配りバランスをとりながら生活しましょう。頭寒足熱も心がけてみてください。

   

  寒さから身を守るために縮こまっていた冬使用の身体は、春の緩む身体に変わっていきます。

今月は骨盤周りの柔軟性を高めたいのですが、身体はその部分だけでなく、全体と繋がって

いますので、やはり総合的なアプローチが大切だと思います。また肩甲骨周りがほぐれ腕の

付け根、胸が開いてくると、呼吸がしやすくなって心身あたたかくなりますよ。クラスでは

その日の皆さまの様子を見させていただきながらアーサナを行っています。

  さあ、リセットの季節です。身体も心もすっきり軽くなりますように。

冬の桜。まだまだ寒くても、一日いち日内に秘めたエネルギーが開花します。生きてる!

  話題は変わりますが、能登の地震から一月以上過ぎました。一日一日と状況は

変わり、インフラが復旧したり避難生活も改善されつつあるようですが、一方では

まだ断水が続いたり、手つかずの場所がたくさんあります。毎日不自由なく水を

使い家事をし、湯船にお湯を張って入浴したりしていると、申し訳ないような

気持ちにもなります。電気も水もできるだけ無駄にしないよう大切に使わなくちゃ。

「復興」といえるまでには長い道程・・まだまだ大変な被災地に心を寄せ続けて

いきたいと思います。

Pranam & Om