アーユルヴェーダのセンターでは、一日のスケジュールが決められていて、
朝は敷地内のウォーキングから始まり、yogaやプラーナーヤーマ、メディテーションのクラスにも
参加します。そして午前と午後に1回づつ、セラピーを受ける時間が割り当てられています。
もちろん担当ドクターの指示による内容で、私の場合は全身のアヴィヤンガに加えて、
腰から脚に集中したトリートメントやシローダラー等が施されることになりました。
アヴィヤンガというのは、オイルを使ってリズミカルに行われるマッサージで約45分間
続きます。そのあとスティームバスに入ると、オイルまみれの全身から汗が流れ、ほかほかに
茹で上がった気分です。
シローダラーは、あおむけに休んだ状態で、額にオイルを注ぎ続けること30分、深い深ぁ~い
リラックスに誘われていきました。その他、背中全体や腰から脚先まで、温かいオイルを注ぎ続ける
ものや、ミルクで炊いたお米を布で包んだボールを温めて全身または部分に当てていくピンダ・
スヴェーダというトリートメントなど。オイルはすべてアーユルヴェーダの薬草オイルです。
滞在2日目後半くらいから、トリートメントのあと少し身体が重だるく感じられることが
ありましたが、不要物が排出され始めているのかな・・それにしても心身の緩むこと半端ない。
朝は6時起床、夜は9時にベッドタイム。控えめな照明の部屋のベッドの上でぼんやりと
天井を眺める。夜になると激しい雷とスコールがやってきて、朝が来て、日が高くなるに
つれて美しく晴れあがる。外出はせずに、ずっとセンターの中で過ごすなんて、ふだんは
できないことなのでとても貴重な体験です。
Namaste.