スーパーの地場産コーナーで、ひと束だけあった菜花。
迷わずカゴに入れました。
家に帰って、かわいい黄色い花をながめていたら、
このままいのちをいただくのが申し訳なくなって、
結局お花はボウルに生けて、開きかけのつぼみと葉と茎をお浸しにして
いただきました。そこにはもう春の苦みとほのかな花粉のにおい・・・。
今日、日本は立春を迎えましたが、
インドではもうすぐ春の到来をお祝いするお祭り「ヴァサント・パンチャミー」を
迎えます。
「ヴァサント」は春の意味。このお祭りでは、学問と芸術の女神さまサラスワティー
も黄色い衣装を纏い、人々も黄色の服、黄色い色のお菓子や食べ物でお祝い
するのだそうです。
黄色い色は春の色?そういえば冬の北インドの農村地帯をタクシーで走っていると黄色い
カラシ菜の畑が広がっていて、それはきれいなこと。そんな風景も思い出される今日この頃。
気候風土、文化や宗教等の違いはあっても、春を迎えるってわくわくするものなんですね。
とはいえ、まだまだ寒い日本の2月。身体の声をよく聴きながら、春を迎える準備をしていきましょう。
まずは今月も、yogaのクラスでお待ちしています!
Pranam & Om